日弁連法務研究財団 サイトマップ サイトマップ 個人情報保護法 お問い合わせ
日弁連法務研究財団について 研究 研修 情報提供 法学検定/既修者試験 法科大学院全国統一適性試験 法科大学院認証評価事業
研究

法曹倫理国際シンポジウム東京2016開催のご案内

弁護士の本懐

― 弁護士の職業的役割と責任 ―

日頃より法科大学院において法曹倫理の研究教育にご尽力の先生方、また法曹関係者の方々に広くご出席賜りたく、2016年の法曹倫理国際シンポジウム東京 International Legal Ethics Symposium Tokyo 2016 (略称ILEST16)のご案内を申し上げます。
法曹倫理の研究教育に携わる有志が立ち上げた、日弁連法務研究財団の財団研究「弁護士非行に対する責務等、弁護士会の職業倫理的当為の研究」会(以下「本研究会」)は、本年も下記の要領で国際シンポジウム「弁護士の本懐」を開催いたします。
ご承知のとおり、わが国の法曹養成制度が試練の時期を迎え、弁護士の職域拡大が焦眉の課題となり、さらに、弁護士不祥事への制度的対応が注視されるなど、法曹の社会的使命とそれをよく果たすための制度整備が厳しく問われています。弁護士の使命に関しては、それをよりよく果たすための弁護士職務基本規程の活用を通して、弁護士倫理の中核的価値である守秘義務と利益相反にかかる規定の実践的な諸問題が明らかになりました。それらの問題に応えるべく日本弁護士連合会において同規程解説の第2版が出版され、さらに、2,000名に届こうとする増大でますます重要になりつつある組織内弁護士に関する規定をめぐる議論などを通して現在では第3版が構想されています。また、弁護士非行に対する日弁連の制度的対応の1つとして、依頼者保護基金が構想されるなど、問題のさらなる検討と制度的解決の努力が積み重ねられております。かくして、これまでにない多様な仕方で弁護士の本懐が問われています。
本研究会は、科研費基盤研究(B)「法曹倫理の3元的展開――当事者・法曹・専門職自治組織の役割」(研究代表者:森際康友)と共催で、これらの問題に関心のある方々とともに、わが国法曹の職業倫理を発展させていきたいと存じます。具体的には、これまでのシンポジウムにおける理論的蓄積を踏まえ、一方で、弁護士の依頼者に対する法的義務・倫理的責任の本質探究という方法で、他方で、職域拡大時代を見越した弁護士倫理の体系構想をさらに発展させ、依頼者・弁護士・弁護士会の3当事者それぞれの観点から、弁護士の公共的役割と責任を考察する方法で上記の多様な状況を整理し、探究を進めております。この双方向で、弁護士倫理の基盤とフロンティア双方について広く議論し、法曹倫理の学問的かつ実質的な体系化を図りたいと考えます。また、この機会に、法曹倫理の研究教育に関心のある有志の全国的な連携にご協力頂ければと存じます。 ご多忙のなか誠に恐縮ですが、ぜひご参加頂きたくお願い申し上げます。なお、申込は本研究会事務局(下記)まで、お名前・ご所属・連絡先と懇親会出席の有無をお知らせください。

2016年2月吉日

シンポジウム企画委員長
森際 康友

1 日程 平成28年(2016年)3月19日(土)・20日(日)
2 場所 東京大学 山上会館大会議室
〒113-8654 東京都文京区本郷 7-3-1
http://www.sanjo.nc.u-tokyo.ac.jp/
3 主催 公益財団法人 日弁連法務研究財団
財団研究110 「弁護士非行に対する責務等、弁護士会の職業倫理的当為の研究」
科研費基盤研究(B)15H03302
「法曹倫理の3元的展開――当事者・法曹・専門職自治組織の役割」
  協賛 公益財団法人 社会科学国際交流江草基金
公益社団法人 商事法務研究会
愛知法曹倫理研究会
早稻田大学法曹倫理研究会
5 申し込み先 日弁連法務研究財団 財団研究110事務局 弁護士・矢野亜紀子
yano@mishimalaw.jp
6 その他 参加無料(レセプション費用は別途)
要事前申込(先着90名様)
対象 法律専門職・研究者
7 プログラム

【平成28年3月19日(土) 第1日】

司会:古田啓昌(東京大学教授・弁護士)

9:30 開会
9:30 開会の辞 高中正彦(弁護士・日弁連弁護士倫理委員会委員長)
9:35 基調報告「弁護士の本懐」 森際康友(企画委員長・名古屋大学教授)
第1部 信認関係からみた弁護士の役割
9:50  信認関係と契約
     田村陽子(筑波大学教授)
     *報告25分 質疑5分
10:20 コモンローの議論からみた弁護士の役割
     石田京子(早稲田大学准教授)
     *報告25分 質疑5分
10:50 休憩
11:00 わが国における弁護士の職業的役割と責任
     --内部通報制度における弁護士倫理上の諸問題を手がかりに
     浜辺陽一郎(青山大学大学院教授・弁護士)
     *報告25分 質疑5分
11:30 ディスカッション (30分)
12:00 昼食
第2部 弁護士の専門家責任
司会:古田啓昌
13:45 依頼者への誠実義務と公益配慮義務
     中正彦
     *報告30分
14:15 依頼者への誠実義務と公益配慮義務――米国の場合
     Bradley Wendel (Cornell大学教授)
     通訳:石田京子・田村陽子
     *報告・通訳60分 質疑20分
15:35 休憩
15:50 シンポジウム (70分)
17:00 第1日閉会
17:30 【レセプション】

【平成28年3月19日(土) 第1日】

第3部 企業社会における弁護士の公益的役割
司会:石畔重次(弁護士・日弁連弁護士倫理委員会委員)
9:30 企業内弁護士の公益義務
     名取勝也(弁護士・オリンパス株式会社社外監査役)
     *報告30分
10:00 弁護士のゲートキーパーとしての役割
片山達(弁護士・日弁連国際刑事立法対策委員会事務局長)
     *報告30分
第4部 まとめ
10:30 弁護士の公益的役割と職務の独立性
市川充(弁護士・日弁連弁護士倫理委員会委員)
     *報告30分
11:00 休憩
11:15 シンポジウム (45分)
12:00 閉会の辞 森際康友
12:05 閉会

チラシPDF


ページトップへ戻る
当財団の概要研究研修情報提供法学検定/既修者試験法科大学院全国統一適性試験法科大学院認証評価事業
Copyright
公益財団法人日弁連法務研究財団  〒100-0013 東京都千代田区霞が関1-1-3 E-MAIL:info@jlf.or.jp