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法学検定

2018年度法学検定試験 合格体験談

実際に法学検定試験を受験し、見事合格を果たした方から
試験の感想や体験談をお寄せいただきました。

 
スタンダード〈中級〉コース
最優秀賞
アドバンスト〈上級〉コース
優秀賞
埼玉県
29歳
b 糸部 孝洋さん  

 この度は名誉ある賞を頂き、誠にありがとうございます。また、賞を受賞された他の受験者の皆様にも、心より祝意を申し上げます。
 2015年度の法学検定試験を受験した折には、アドバンスト〈上級〉コース最優秀賞の栄誉にあずからせていただき、それからはや3年の光陰が流れました。この3年の間にも、法の世界は著しい変動を見せています。民法の債権法分野改正はいうに及ばず、家族法分野改正も然り、新たなる行政不服審査法の施行も然り、改憲議論もまた然りです。私事となりますが、私自身もまた、婚姻という法的身分関係の大変動を経験するに至りました。
 さて、とりわけ耳目を集めた民法の債権法分野改正ですが、本年度の法検は、施行を待つばかりとなったこの新たな規律が反映された最初の回であるということでした。私がこの度受験させていただきましたのは、まさにかかる改正民法に関する知識の研鑽が主眼でした。同時に、私の中にある法の知識を万一にも錆びつかせることなく、むしろその外延をより一層に推し拡げていきたいとの趣意に出たものでもあります。この素晴らしい試験は、毎度そうであるように、この度もかかる私の求めに十二分に応じてくれました。
 公務に精励し、法学にも勤しむ現在、その日々の忙しなさたるや、やはり時間こそは無上の資源であるということを痛感するばかりです。しかし、法を学究する途はやはり楽しく、いつの日か必ず、再びこの検定を我が研鑽の機とさせていただくこととなるでしょう。それまではせめて、わが国の法学会を牽引されてきた偉大なる諸先生方のご高書を渉猟することに努めます。

 

スタンダード〈中級〉コース
優秀賞
神奈川県47歳 b T・Iさん  

 2年前に合格しましたベーシック〈基礎〉コースに続き、今回スタンダード〈中級〉コースを受験し、優秀賞をいただくことができました。
 勉強方法については、私は社会人であるため、勉強時間をそれほどとれるわけではありませんでしたので、問題集を解くことを中心としました。
 まず、憲法、民法、刑法に関しては、ベーシックコース受験の際に一通り勉強をしていましたので、はじめに1回、スタンダードコースの問題集を解いていきました。その後、解説を読み、条文と判例について、判例六法で確認しました。あわせて、テキストの該当ページと関連個所を参照しました。2回目も同じことを繰り返しました。3回目は、1回目、2回目に間違えた問題を中心に、理解が浅いと自覚した箇所について重点的に解いていきました。さらに、試験が近くなってきた時点で、ベーシックコースの問題集についても、以前勉強した際に間違えた問題を中心に、1度ざっと復習として目を通しました。
 選択科目については、まず1度、民事訴訟法、刑事訴訟法、商法、行政法全科目について、テキストと条文、判例を確認しながら問題集を解いていきました。その中で、これまで公務員として勤務してきた経験から、行政法の理解が最も進んでいるということを確認しましたので、行政法を選択科目とすることとし、2回目、3回目と繰り返していきました。
 こうした勉強法は、まず、基本書を読み、その後問題集を解くという、法律の勉強の王道からは外れているかもしれませんが、時間のない社会人にとっては有効だと思います。
 また、法学検定の問題集は、体系的に問題が集められていますので、基本書やテキストを最初から読み込むような感覚で勉強が進んでいきます。
 さらに、問題を解くことによって、基本書やテキストの最初のページから通しで読み込んでいくよりも、メリハリをつけて重要なポイントを押さえることができ、そして何度も繰り返して問題を解くことによって知識の定着もはかることができますので、まさに一石四鳥ではないかと思っています。
 次はアドバンスト〈上級〉コースの合格に向けて勉強を続けたいと思います。このような賞をいただき、勉強のモチベーションとなっています。ありがとうございました。

 

ベーシック〈基礎〉コース
最優秀賞・グループ賞
千葉大学2年 b 鍵谷 蒼空さん  

 法学検定試験は、大学の先生から紹介していただいて、その存在を知りました。ちょうど、大学で憲法・民法・刑法を学び終わったところでしたので、その理解度の確認として受けてみたいと思い、受験しました。
 勉強方法としては、問題集を用いて、わからないところには印をつけつつ、一度全て解いたら再度印の部分を読み直す作業を繰り返しました。また、私は同じ大学の同期の人たちとグループで受験することになっていたため、彼らと共同して勉強することもあり、それもまた、勉強の動機となりました。他には、問題集に掲載されていない部分について一般の教科書等を参照するようにしました。
 合格することができたことによって、以前より法学への勉強意欲が高まったと感じています。また、他の科目(訴訟法等)についても、もっと学んでいきたいと思うようになりました。これからは、この法検で得た経験を糧として、より高い目標を目指して勉学に励みたいと考えています。

 

 
ベーシック〈基礎〉コース
最優秀賞
愛知県29歳 b K・Tさん  

 現在、行政書士試験の受験を考えており、参考書を利用して勉強を行っております。ただ、数年ぶりの法律学習ということもあり、基礎的な法知識が抜け落ちていると痛感していました。そんなとき、大学生のときに受験した法学検定試験の存在を思い出し、これなら基本的な論点をまんべんなく学習できるのではないかと考えました。ベーシック〈基礎〉コースを受験したのは、まずは基礎的な事項を総合的に学習したいと考えたためです。
 具体的な勉強方法としては、問題集を解き、解説を読むということを2回〜3回繰り返しました。解説はたいへん詳しく、こちらを読むだけでも知識のブラッシュアップに役立ちました。また、その他知識を補完したい箇所については、手持ちの基本書にて内容を確認するように努めました。
 今回、このような成績にて合格することができ、自信を深めることができました。これに驕ることなく、今後も法律の勉強を続けていきたいと考えています。具体的には、先述の行政書士試験や法検のアドバンスト〈上級〉コースの受験、通信制大学での学習を行っていきたいです。法律学習を生涯の学びとして捉え、これを満喫していきたいと思います。

 

 
ベーシック〈基礎〉コース
最優秀賞
徳島県40歳 b 本間幹啓さん  

 会社員の私は、法律といえば、化学薬品を扱うために規制について勉強をすることがあったくらいでした。あるとき仕事で契約書をチェックすることがありました。契約書となると法律では主に民法が関わってきます。六法を見てみましたがよく分かりません。そこで、民法のやさしい教科書から読み始めました。物権、契約、危険負担など様々な概念を知ると、なるほど法律とは面白いものだと思いました。そして、契約書の体裁を整えるには法学入門の知識が必要でした。
 こうして自学自習で勉強を進めました。すると、自然とレベルチェックをしたくなりました。資格試験を受けるという選択肢もありましたが、なじみのない法律を新たに学習するのは時間がかかります。法学検定試験のベーシック〈基礎〉コースは法学入門、憲法、民法、刑法が出題されます。前述のとおり、法学入門と民法は仕事に必要だったので勉強を進めていました。憲法は高校で、刑法は大学の教養で少し習っていました。そこで、法検はレベルチェックに最適だと思いました。
 法検に向けて短時間の勉強を1年ほど重ねました。勉強には主に法学検定試験問題集を使いました。わからない語句に出会うと、まずはインターネットで検索しました。インターネットの検索だけでは納得いかないことは書籍にあたりました。便利だったのは法律の用語辞典です。用語辞典で物足りないときは、近くの図書館の蔵書を検索し、本があれば図書館で読んだり借りて読んだりしました。手続をした上で大学の図書館に足を運ぶこともありました。
 試験日当日は結果が出ないのではないだろうかと思い、緊張したことを覚えています。合格して本当に安心しました。少しでも法律を理解できていると感じたときの嬉しさには何とも言えないものがあります。スタンダード〈中級〉コースやアドバンスト〈上級〉コースでも合格できるように、これからも勉強して参ります。法検で結果を出すことができ、心から嬉しいです。最後になりましたが、私が法律、そして、法検の勉強をしていることを知り助力してくださった皆様に、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

 

スタンダード〈中級〉コース
団体賞
東北学院大学2年 b 千葉槙子さん  

 私は、将来法律関係の職に就きたいとは考えてはいるものの、具体的に何になりたいかはまだ決まっておらず、どんな勉強をすればいいのか分からず困っていました。そんな中、大学の先生に法学の基礎をまずはしっかり身に着けておいたほうがいいということで勧められたのがこの法学検定試験でした。実際に勉強してみて、法検はその法律のすべての範囲からバランスよく問題が作られているので、法律の知識を偏りなく習得することができ、本当にどんな資格試験においてもいい基礎固めになる試験だと思いました。
 具体的な勉強法は、問題集を2周し、その後間違った問題を繰り返し解くというものでした。また例えば憲法や民法総則などはすでに大学で習っていたのですが、刑法各論は3年生配当のため、まだ習っていません。そのような未習の範囲は、図書館で薄い導入書のようなものを読んだ後実際に問題を解き、解説を読んで確認するという方法で対策しました。法検は問題そのものも良いのですが、解説が特に素晴らしく、重要ポイントに絞って紹介されています。私は未習・既習の範囲どちらにおいても、マーカーなどでチェックしながらしっかり読み込みました。こうすることで、問題に関連する重要知識を効率よく身に着けることができたと思います。
 このように法検は、勉強がその試験のためだけの勉強となるほかの試験とは違い、その次の試験の基礎固めにもなる大変有用な試験です。私はこれから、法検の勉強で培った強固な土台を基礎に、将来目指す資格試験の勉強を頑張っていきたいと思います。

 

スタンダード〈中級〉コース
団体賞
大学2年  b 石井稜子さん  

 大学1年生の頃、大学の先生に法学検定試験は法学の基礎知識や勉強方法を学ぶのにとても適していると言われていました。私は1年生の時にベーシック〈基礎〉コースを受験し、まだ法学入門しか学習していませんでしたが、問題集を解きながら理解することができました。そして、2年生では継続的な勉強と広い知識を身につけるためにスタンダード〈中級〉コースを受験しました。
 勉強方法は、問題集の解説を理解するために繰り返し読み、問題文の誤りを赤ペンで直していきました。特に、選択科目の民事訴訟法は大学の授業を履修していなかったので重点的に勉強しました。勉強時間はあまりとれず、2〜3週間の勉強だったのですべてを理解することはできませんでしたが、短い時間でも合格できる知識を身につけることができました。法学検定の問題集は初心者でもわかりやすく学べるので、楽しく試験勉強をすることができました。
 法学検定で得た知識を生かして、宅地建物取引士や公務員試験などに挑戦したいと考えています。

 

 
スタンダード〈中級〉コース
団体賞
神戸学院大学2年 b 児島未彩さん  

 法学検定試験を知ったきっかけは、資格講座の先輩が受けていたことです。1年生では宅地建物取引士、2年生では行政書士の勉強に励んでいたのですが、法検は法律の実力をはかる唯一の検定試験とのことで、今の私には法律の知識がどのくらいあるのか確かめてみたいと思い受験してみました。
 勉強方法は、行政書士の試験では民法が現行民法であったのに対し、法学検定では今年から新民法に対応していたため改正点に力を入れました。具体的には解説を読み込み何がどのように改正されたかを理解し、整理しながら自分なりにわかりやすくまとめたノートを作りました。また、刑法に関しては個人的に苦手意識があったため、常に問題集を持ち歩き、通学する際の電車内やお昼ご飯を食べている最中など、時間があるときは1問でも問題を解く、解説を読む、ということを習慣にしました。中でも1番効果があったと思うのは法検を受ける仲間同士で会話をしながら問題を解く方法です。1人で机に向き合って勉強するよりも、みんなで問題を出し合うことにより、わからないところはすぐに仲間に聞くことができ、いろんな人の説明を聞くことによって、それぞれの知識を共有することができました。また、人にわかりやすく教えることは幅広い知識が必要になり理解を深めること、人に話すことでアウトプットでき自分自身の知識を定着させることにも繋がりました。
 法学検定の今後の利用方法や将来の夢などは明確に決まってはいないのですが、現状の私自身の知識レベルを確認することができたので、この検定で得た知識、仲間と協力して勉強した経験を活かし、アドバンスト〈上級〉コースの受験や、また違った法律の勉強をしてみたいと思っています。

 

ベーシック〈基礎〉コース
団体賞
立正大学1年 b 奥平結衣さん  

 私は、立正大学法学部に入って、初めて法律を学びました。当初、講義についていけるか不安だったため、毎日予習と復習を欠かさず、法律の知識を徐々に身につけていきました。入学してすぐ、12月に法学検定試験を団体で受けられることを知りました。この法学検定試験は、1年間でどれほど法律の知識が身についているかを確認できることに加え、大学の講義ではまだ学んでない点も学習できたので、とても良い機会になりました。
 勉強方法については、まず問題集を解き終えることを目標にひたすら問題を解き続けました。その後、間違えた問題にチェックをつけておいて、選択肢のどの部分が間違っているのか解説を読んで理解しました。また、解説だけでは理解しづらい点は講義の際のレジュメや教科書等を見返して理解しました。そして、再び問題集を始めから解いてみて、それでも間違えた問題には2つ目のチェックをつけました。その後は、間違えた問題を中心に何度も問題を解きました。また、当時はゼミ選抜や課題等で時間がなかったため、自宅で問題集を解くだけでなく、電車等の移動時間に問題集を見たり、携帯電話で問題集の写真を撮って満員電車の中でも簡単に見たりする方法を用いて勉強していました。その結果、試験当日までにはほとんどの問題が解けるようになり、無事合格することができました。
 合否の結果とともに科目ごとの得点率が書かれた試験結果も送られてきたので、自分の苦手な科目を改めて実感することができ、今の勉強にも役に立っています。
 これを機に、2年次ではスタンダード〈中級〉コースの受験や宅地建物取引士等の資格にも積極的に挑戦したいと思っています。

 

ベーシック〈基礎〉コース
団体賞
北海学園大学1年 b 山崎駿さん  

 私がベーシック〈基礎〉コースを受験したきっかけは、大学生になったら1年生のうちに何かの資格に挑戦しようと思っていたからです。入学したての頃は何をしようか悩んでいましたが、校内で配られた学内資格講座の資料を見て、ベーシックコースが法律についてよく知らない1年生にとって比較的挑戦のしやすい資格であることを知り受験することにしました。
 勉強方法は、講座に毎回出席し、先生の話をしっかり聞き、できるだけ理解をすることに重きを置きました。先生は、問題集を中心に1問ずつわかりやすく丁寧に解説し、重要な箇所は重要度別にチェックをつけるように指示してくれたので、自然と復習しやすかったです。試験前は問題集を中心に勉強し、事例問題を自力で解いてみて理解しているかを確認し、解けなかった問題は、解説やテキストを見て何故その答えになるかを論理的に考えて理解するように努めました。とくに、学説などの暗記箇所はテキストを何回も繰り返して覚えました。本番の試験では、問題集以外の問題も出るので問題集の内容は確実に解けるようにし、勉強したことを思い出し1問1問丁寧に解くように心がけました。
 ベーシックコースは何かの資格に挑戦しようとする方や法学部の1年生に合っている資格だと思います。とくに法律の勉強の第一歩として、法律について勉強し知識を深めたいけれど、どのように勉強すれば良いかわからない人や公務員試験などの法律の基礎知識を身につけたい人にオススメです。
 今回、私は1つの挑戦としてベーシックコースを受験し合格しましたが、今度はさらなる法律の理解のために、スタンダード〈中級〉コースを目指して努力していきたいと思います。

 


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