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法学検定

2019年度法学検定試験 合格体験談

実際に法学検定試験を受験し、見事合格を果たした方から
試験の感想や体験談をお寄せいただきました。

アドバンスト〈上級〉コース
最優秀賞
埼玉県30歳 b 糸部 孝洋さん  

 法学検定試験においては、今まで数度受賞の経験がありますが、この度も受賞させていただくことなり、安堵とともに感激しております。
 私は、法学の知識や判断力を維持し、向上させるための指標として、この法学検定試験を受験し続けてきました。その中で、各種の法律系資格試験に合格することもあれば、公務員として訴訟対応等の実務を任されることもあり、法を学び続けてきたことで様々な形の達成感を味わうことができています。そして、長らく法を学び続けてくることができたそのモチベーションの源泉の一つには、間違いなくこの法学検定試験があり、深く感謝しております。
 最近、法を学ぶ上で意識することとして、「論点の体系」があります。つまり、ある大きなテーマに、いくつかの小さなテーマがぶらさがっており、更にその下にはより小さなテーマがまた存在する、といった具合の、いわば論点のツリー構造のことです。実務において法的問題に接したとき、この問題は論点の体系の中のどこに位置づけるべきものなのかをまず考えます。眼前の法的問題の位置を、体系という論点の地図の中に正しくプロットする。そうすることで初めて、適切な判例や学説を当てはめ、迅速かつ有意義な論考をすることができると思うのです。
 今後も自分なりの法知識の活かし様を模索しつつ、また次回の法学検定試験においてもお世話になろうと考えています。

 

 
アドバンスト〈上級〉コース
優秀賞
神奈川県48歳 b T・Iさん  

 ベーシック〈基礎〉コース、スタンダード〈中級〉コースに続き、今回アドバンスト〈上級〉コースを受験し、優秀賞をいただくことができました。
 勉強法については、過去の試験と基本的には同様で、過去問を解き、解説を読み、条文と判例について判例六法で確認するとともに、テキストの該当ページと関連個所を参照することをしました。
 ただ、アドバンストコースの過去問だけでは網羅的な勉強ができないと感じたため、次のような工夫をしました。
 まず、憲法、民法、刑法、行政法に関しては、ベーシックコース、スタンダードコース受験の際に勉強していましたので、過去に勉強した問題集のうち、何度も間違えた箇所を復習しました。また、アドバンストコースについては、スタンダードコースと比較し選択科目が1科目増えますが、私は公法科目が好きでしたので、刑事訴訟法を選択することとし、刑訴については、スタンダードコースの問題集も最初から勉強しました。
 さらに、すべての項目を見直すため、タクティクスアドバンスの憲法・行政法、民法、刑法を使用しました。タクティクスアドバンスシリーズは、それぞれの科目の項目毎に、ベーシック、スタンダード、アドバンスド各コースの問題に加え、司法試験の問題等も収録されており、基礎から応用まで、自分の勉強の進み具合や過去に習得した知識の確認ができました。その中で、難しい司法試験の過去問が解けると、自分のレベルアップも感じることができ、励みになりました。
 また、スタンダードコースまでの民法の勉強では、債権法改正前民法が中心でしたので、法改正に対応するため、『債権法改正対応民法択一問題集』を利用しました。この問題集を利用することより、債権法改正部分のみならず、民法全体を復習することができ、弱点を再確認することができました。
 このたび、法学検定試験の3コースに合格することができ、法学の知識・能力を多く得ることができましたが、これに満足することなく、今後も勉強を続け、更なる目標に向かって進んでいきたいと思います。ありがとうございました。

 

スタンダード〈中級〉コース
最優秀賞
ベーシック〈基礎〉コース
最優秀賞
鳥取県 b 佐藤 匡さん  

 現在、地方の国立大学で法学担当教員として勤務しています。法学部のない大学で、しかも法学科目のほとんどを私が担当しているという状況において、学生たちが法学に触れる機会は限られています。なんとか学生たちに法学の知識を効率よく学ばせることはできないだろうかと常々考えていました。そこで思い出したのが法学検定試験でした。試験自体は、学生時代に当時の4級と3級を受験し合格した経験から知っていました。教員となり、改めて問題集を見てみると、ベーシックコースは本当に基本となる知識を身に付けるのに適切な問題が揃っているし、スタンダードコースは基本を押さえつつも正確な知識が必要となる良問揃いであることに感心しました。この試験の合格を目指すことによって効率よく必要な知識を身に着けることができると確信した私は、自分のゼミ生だけではなく、法学に興味を持っている多くの学生たちにも受験してもらいたいと思い、ゼミ生を中心とした研究会を立ち上げ、3年前から団体受験をしてもらっています。その頃から、自分も受験して実力を試してみたいと思ってはいましたが、あくまでも学生のための試験であると受験を控えていました。
 昨年、法学検定試験委員会事務局の方にお目にかかる機会があり、その際、大学の教員も受験し、結構苦戦されているとの話を伺いました。また、債権法の改正にいち早く対応していることも伺いましたので、今回は受験をしようかなという気持ちにかなり傾きました。さらに、団体受験には20名必要なのですが今年は1名足りないかもという話を学生から聞いていたので、それならば受験しようと決意しました。
 受験をするからには合格をしなければなりません。立場上、合格は当然なので、かなりプレッシャーがありましたが、結果として、ベーシックコースは60点満点中60点、スタンダードコースは75点満点中73点という成績で合格ができ、双方とも最優秀者ということで、学生たちに対する面目を保てました。本当にほっとしています。次回はスタンダードコースで満点合格を、アドバンストコースで合格を目指そうと考えています。
 法学検定試験は、学ぶべき法的知識の標準を示すものだと感じています。ゆえに、法学に関心のある多くの学生さんに受験してもらいたいと思うのはもちろんですが、私のように日々学生の指導をしている教員の方にも受験をしてもらいたいと思っています。

 

スタンダード〈中級〉コース
優秀賞
愛知県55歳 b 岡野 成孝さん  

 民間金融機関で融資事務の仕事をしています。会社の合併時、内容が異なる社内業務マニュアルも、法務知識を用いればその本質を紐解くことができる、ということに気付いたことが法律の勉強を始めたきっかけです。業務の円滑化のために始めた勉強ですが「法学の面白さ」にはまりました。特に判例は現実であるがゆえ、その理論構成に重いものを感じます。また知識が身についたことを確認するためマンション管理士、行政書士等の資格取得も進めました。  その流れで昨年度ベーシック〈基礎〉に合格、今年度スタンダード〈中級〉を受験しました。勉強方法としては受験4ヵ月前から出勤前30分、帰宅後30 分問題演習を繰り返しました。解説に判例の記載があれば、できる限りその場でスマホ等を使いその内容を調べるようにしました。  今後も「法律の面白さ」を楽しみながら幅広く学んでいけたらと思っています。

 

 
スタンダード〈中級〉コース
優秀賞
埼玉県23歳 b 高橋 渉さん  

 この春、公務員として働き始めた中で、自己研鑽のために何かしたいという考えのもと、いろいろな資格や検定を調べるうちに法学検定のことを知りました。大学では法学部だったこともあり、大学のころに学んだことを形に残す意味も込めて受験することにしました。
 大学のころの講義や公務員試験での学習を通して基礎的な理解はあったので、学習はアウトプットを中心に行いました。かつて使っていた各科目のテキストを、復習を兼ねて一読し、あとは公式問題集を解くことでさらに理解を深めました。まずは問題集を一周し、すべての問題の解説を読みました。次に、問題集の二周目として、もう一度すべての問題を解き、間違えた問題については解説まで目を通しました。最後に、一度でも間違えた問題に関しては三周目を行い、そのころには問題集の内容に関する理解はかなり深まっていました。
 以上の自分の経験からも言えるように、公式問題集から6〜7割が出題されるスタンダード〈中級〉コースに合格するためには、問題集を何度も解くことが大切に思います。特に、自分の時間が自由に取れない社会人にとっては、問題集を中心に勉強することが一番効率的だと思います。
 今回この検定に合格でき、自分が今までしていた法律の学習が形に表れ、非常にうれしく思っています。今後の人生で法律の知識を用いる機会があるかはわかりませんが、今回の経験を糧にし、社会人として過ごしていきたいと思います。また、機会があればアドバンス〈上級〉コースの受験もしてみたいなと思います。

 

 
スタンダード〈中級〉コース
優秀賞
愛知県20歳 b 藤本 元気さん  

 私が、この法学検定試験を受験しようと考えたのはもともと友人が受験するというのを聞いて、私自身もこの検定について調べたことが始まりです。以前から法律の勉学をしていて、よりモチベーションをあげる方法はなにかないかなと思っていたので、この検定について知ったときは興味を抱きました。調べてみると自分が今まで学部の講義で習ってきたことが生かせるような気がしたので、力だめしも兼ねて受験することにしました。
 勉強方法については、問題集をひたすら解くことに専念しました。幸い、私が今まで勉強してきた科目での受験が可能であったので、一から学ぶことはあまりなく演習に専念できました。
 今後としては、まだ確固として決まっているわけではないので、現在楽しんでいる法律の勉強を学部の講義、また今回の法学検定試験のような資格試験の勉強などを通して続けていけたらいいなと思っております。

 

スタンダード〈中級〉コース
団体賞
関東学院大学1年 b 太田 陸斗さん  

 今回私がスタンダード〈中級〉コースを受験しようと思ったきっかけは、大学に入学してから様々な検定の試験に挑戦しようと思っていたからです。そして1年生の時には法律に関わる検定を受験して、法律の基礎知識などを身につけたいと考えていたところ、大学内で法学検定試験受験者向けの講座が開講されていることを知り、受験することにしました。
 私は検定試験の合格にむけて、問題集を何度も解くことに重きを置きました。問題集を常に持ち歩いていて、電車での移動中などでも問題集を解くようにしていました。そして、わからなかったり、間違えてしまった問題は印をつけておき、講座終了後に、先生に解説をしてもらったり、家でも講座で配布された資料や大学の講義ノート、六法などを確認し、何度も問題を解くことで理解を深めていきました。ただ、この勉強方法で一番大変だったのは判例の問題でした。判例は登場人物がアルファベットで表記されていて、私は大学に入ってから初めて判例に接したので、どうやって理解するのがよいのか悩んでいたのですが、講座で解決することができました。講座で教えてもらったことは、最初に登場人物を自分の知っている人に置き換えることでした。この方法を実践することで、頭の中で判例の内容をイメージしやすくなり、問題が解きやすくなりました。
 今回、スタンダードを受験するうえでの環境も合格につながったと思っています。団体受験により、同じ目標を持つ人が周りにいたことで受験への意欲を高めることができたからです。
 法学検定に合格することができ、今後も様々な検定などに挑戦しようという気持ちが高まりました。また、今回の受験で自分にあった勉強方法や法律の知識も身につけることができとても良かったと思います。

 

ベーシック〈基礎〉コース
団体賞
立正大学1年 b 青木 一真さん  

 私は公務員である父親の影響を受けてか、将来は地域に密着した地方公務員になることを目標としています。そのためには色々な場面でぶつかる問題に対して、法に則していかに柔軟な対応ができるかが必要ではないかと考えています。法学部を選択した理由の1つは将来のために憲法、民法はもちろんのこと色々な法律を学んでおきたいと思っていたからです。
 しかし実際の大学の講義では難しい用語も多く、講義の内容を一つひとつ自分の頭の中で砕いて解釈するまでには大変時間がかかり苦労もしています。だからこそ、復習は欠かさないように帰宅後は少しでも机に向かう時間を作っていました。そんな日々を送っている中、大学のカリキュラムで法学検定試験を受けることを知り、初めは不安しかありませんでした。高校までの勉強では深く触れてこなかった法学について、ほとんどゼロからのスタートあり、学んだ知識の程度を確認する上では、とても良い機会だと思い10月後半から試験に向けての勉強を始めました。
 勉強方法としては自宅と大学との通学時間約1時間を有効活用し、問題集1冊をひたすら解き進め、苦手な問題に対しては解説を読むことや印をつけ繰り返し解くようにしていました。また、時には試験を受ける仲間と1つの問題に対して話し合ったりすることもあり、試験に対していつでも集中することができる環境であったことは自分にとって大きなプラスであったと思います。最終的に問題集は約4周し、試験日までにほとんどの問題を解くことができるようになりました。
 その結果として無事に合格することができ、また自分の苦手分野を改めて把握することもできました。今後は習得した知識を2年次でのスタンダード〈中級〉コースの受験や公務員講座の受講などの様々な学習の基礎として生かし、将来の自分に近づけるよう1歩1歩ステップアップしていきたいと思っています。

 

 
ベーシック〈基礎〉コース
グループ賞
福岡カレッジ・オブ・ビジネス b 伊藤 美優さん  

 私が法学検定試験を受験した理由は、法学の基礎知識を養うことができるだけでなく、法学の勉強方法を身につけることもできると考えたからです。
 検定試験に合格するためには、まずは毎日コツコツと勉強することが必要だと思いました。具体的には、授業で得た知識をもとに問題集の問題を解いてみて、解けなかった問題には印をつけるようにしました。印をつけた問題については、解説の箇所も丁寧に読み、疑問点があればその都度先生に聞いたり、教科書を使ったりして、一つひとつ、疑問点の解消に努めました。試験前には疑問点のすべて解消できていたと思っています。
 このような個人学習のほかにも、効果的な学習方法があると思います。それは、友人に説明するという方法です。理解があやふやなものを友人に説明することで疑問点が明確になったり、自分の理解度が不十分であったりすることがわかります。口に出して説明するので、記憶にも残りやすかったです。
 このような過程を経て、今回ベーシック〈基礎〉コースにExcellent合格することができました。合格してからは、勉強意欲も高まりましたし、少しだけ自信をもつこともできました。これからは、ベーシックコースで培った知識と経験をもとに、今まで以上に勉学に励みたいと思います。そして、スタンダード〈中級〉コースやアドバンスト〈上級〉コースにも挑戦したいと思います。

 

ベーシック〈基礎〉コース
グループ賞
福岡カレッジ・オブ・ビジネス b 佐藤 開星さん  

 この度法学検定試験に合格することができたのは、一緒に勉強に励んだ友人がいたからです。
 昨年の春から法律を学び始めた私にとって、法律の世界は今まで見たことがない新しい世界でした。そのため、勉強を始めると、解説を読んでも分からないことが次から次へと出てきました。そのようなときは、先生方に質問することで、分からないことを一つずつ解消していきました。
 また、試験が近づくにつれ、一緒に受験をする友人と法律に関する議論をすることが増えていきました。相手に何かを説明するためには、その物事に対する深い理解が求められます。そのため、友人と議論をしていくうちに、法律に対する知識や理解を大きく深めることができました。
 その結果、私は無事に検定試験に合格することができました。私が受験した試験問題は過去の問題と比べ、少し難しいと感じましたが、それでも合格できたのはやはり友人の存在によるところが大きいと思います。私一人の力だけでは、このような結果は得られなかったはずです。
 最後に、この場を借りて、一緒に勉強に励んだ友人に改めて感謝の意を表したいと思います。本当に有難うございました。

 


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