オンライン・シンポジウム「ICTを利用したこれからの弁護士研修」
公益財団法人日弁連法務研究財団・ICTを利用した弁護士研修のあり方研究会共催
新型コロナウィルス感染拡大は、社会生活のさまざまな分野に悪影響を与えており、私たち弁護士が、その技術を向上させ、また、知見を広めるために不可欠な継続研修の機会も、この2年間、激減しました。一方で、民事裁判手続のIT化に象徴されるとおりICT(情報通信技術)の発達と一般化の波が弁護士業務に及ぶようになりました。弁護士研修に関しても、ICTを利用するオンライン研修、オンデマンド研修などが急激に増加しております。しかしながら、ICTを利用した弁護士研修にもさまざまな困難があり、また、実効性ある研修を行うために備えなければならないノウハウも存在しています。
そこで、日頃、弁護士研修を企画、実施している研修関係者や訴訟のIT化などに深く関係している研究者の有志で、「ICTを利用した弁護士研修のあり方研究会」を組織し、一昨年の7月から研究活動を行ってきました。その活動は弁護士内の研修活動を対象とするのみならず、他の士業団体研修のあり方に関する調査・研究にも及んでいます。この度、その研究活動の締め括りとして、オンライン・シンポジウムを実施することと致しました。この2年間のコロナウィルス禍のもとでの弁護士研修実施の実情をご理解いただき、また、これからの弁護士研修のあり方をともに考える絶好の機会となります。唯一無二のシンポジウムとなりますので、多くの方々にご参加いただければと存じます。
日時
2022年3月31日(木)午後3時~午後5時30分
方法
Zoomウェビナーを利用したオンライン方式
構成
第1部:基調報告(概要)
①全国の単位弁護士会等への研修アンケートの分析結果報告
②各士業団体とのヒアリング結果報告等
第2部:パネルディスカッション「新時代の士業研修のあり方」
パネリスト
日弁連総合研修センター長 高畠希之 氏
一般財団法人会計教育研修機構事務局長 福岡広信 氏
日本司法書士会連合会常任理事 上前田和英 氏
日本弁理士会副会長 太田昌孝 氏
司会 公益財団日弁連法務研究財団常務理事 高須順一
参加費
無料
申込方法
参加申込みは、以下の申込サイトからお申し込みください。